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浴衣地が染まるまで

今日は、新柄「花づなにかこまれて」と「花と虫のワルツ」で浴衣地が染まり上がるまでをご紹介します。

まずは、柄を考えてデザインするところから。
  花づな鉛筆

  ワルツ鉛筆
今回のデザインは、学生の頃、紅型の技法で染めた「夢」という柄がおおもとになっているのですが、
そのデザインも、こんなかんじに丸紋でした。
今回は、その時と違ってシルクスクリーンなので、技法の違いや、1反染めるという都合に合わせています。

先にできたのは「花と虫のワルツ」。
モチーフをどうしようか?などは、浴衣と言われて、一般的に浴衣らしいのは
みはにらしくないと思って、みはにらしく身近な植物で、夏を意識しつつ、虫も登場させたいな。
というようなかんじで考えました。

そんなかんじで、面積を埋めていき、そのかんじに合わせるかたちで
「花づなにかこまれて」ができました。
2作目は動物でいこうと。

それと、今回は、浴衣地ということで、浴衣というのは1度に1反(12メートルを途中で切らずに続けて)
染めなきゃならないので、いつものように2版3版重ねて多色で表すのはリスクがあったので、
1版だけで、充実した満足のいくデザインをしよう。というのが目標でした。

そんな、もろもろを合わせて考えて、今できる一番いいところまでもってきたら
こんな仕上がりになったというかんじです。

  花づな絵の具
 
  ワルツ絵の具
いつものようにデザイナースカラーで彩色し。

  花づなオペーク

  ワルツオペーク
それを、透明フィルムにオペークで写し。

  感光後
感光して、版を仕上げ。

そして染めていきます。  
  ゆかた染1

  ゆかた染2

  ゆかた染アップ

  ゆかた染長さ
 まず1回目を最後まで染めて、それを乾かします。

  ゆかた巻き
1回目に染めた分が乾いたら、それを巻き取っていきます。

  ゆかた染巻き取り後版
そして、そのまま、つなげて続きを台に貼っていきます。

  ゆかた染3巻きとり後
そして続きを染めていきます。

  ゆかた染つながり
続きを染めていくと、こんなかんじで、今まで染めたところと今染めたところとに
これだけの色の差が表れます。
これは、ただ、乾いているか、まだ濡れているかの違いなのですが、
染料によっては、色味まで変わってくるものもあります。

  ゆかた染最後
このかんじを繰り返し、3回染めると1反の最後まで染めることができます。

いつものように1回染めれば染め終わるものとは違って、乾くのを待つ待ち時間が生まれるので
1日がかりの大仕事です。

  ゆかた蒸し前
染め終わったら、不織布に巻いて、仕上げの作業として蒸していきます。(色定着のための熱処理)

  ゆかた洗い
蒸し終わったら、洗って、

  ゆかたソーピング
ソーピングという作業をします。
ここまでくれば、洗って絞って出来上がりですが、蒸しから、ここまでの作業が、
これからの季節は暑くて大変な作業です。

  ゆかた干し
洗って絞ったら、干して乾かします。
1反もあると、ソーピンも洗うのも干すのも、一苦労です。
  
  4反
1柄につき2色で、4反仕上げました。

今回の展示では、この浴衣地のご注文をお受けしています。
みはにらしい、他にはちょっとない柄の浴衣で今年の夏を過ごしてみませんか?

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